6月の給食献立を紹介します!

 

6月1日(火)

世界の料理 ~タイ~

ガパオライス(ごはん ガパオライスの具)牛乳

豆腐と肉団子のスープ マンゴー豆腐

 タイは,東南アジアの中心に位置し,インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める熱帯性気候の国です。暑期(3月~5月頃),雨期(6月~10月頃),乾期(11月~12月頃)の3つの季節があり,年間の平均気温が約29℃と暑いため,食欲を増す唐辛子を使った料理が多いのが特徴です。

 ガパオライスは,日本語で言うと「バジル炒めごはん」です。ガパオは。ハーブの「バジル」のことで,鶏肉・きのこ・赤ピーマンなどとオイスターソースやナンプラーで味付けして炒めます。タイでは,ごはんに炒めた具材と目玉焼きをのせて食べるそうです。しっかり食べて暑さに負けない体をつくりましょう。

6月2日(水)

豊岡・玉 統一献立

ごはん 牛乳 いかのかりん揚げ

ごぼうサラダ(ごまドレッシング)

じゃがいもとたまねぎの味噌汁

 じゃがいものふるさとは,南アメリカのアンデス山地で古代インカ帝国の人々が栽培したのが始まりと言われています。今から500年くらい前にスペインの探検家がヨーロッパに持ち帰り,各地に広まりました。

 じゃがいもの主成分はでんぷんですが,ビタミンCやカリウムが多く,ヨーロッパでは「大地のりんご」と呼ばれ,健康野菜と言われています。

 今月は常総市産の新じゃがいもを使います。旬の味を楽しみましょう。

6月3日(木)

コッペパン(チョコクリーム) 牛乳

ささみフライ(ソース)

グリーンサラダ(サウザンアイランドドレッシング)

ミネストローネ

 ミネストローネは,イタリアの代表的な郷土料理です。 イタリア語で「具だくさん」「ごちゃ混ぜ」などの意味があり,たくさんの野菜を使ったトマト味のスープです。 今日はベーコン,白いんげん豆,チーズ,トマト,マカロニの他に,常総市産のにんじん,たまねぎ,ズッキーニ,じゃがいもが入っています。

 子どもたちは様々な具材のうまみがギュッと詰まったスープをおいしそうに食べていました。

6月4日(金)

歯と口の健康週間 -6月4日~10日-

ごはん 牛乳 かにシューマイ(2)

豚肉と野菜のプルコギ 茎わかめのスープ

 6月4日から10日までの一週間は,6(む)4(し)にちなんで「歯と口の健康週間」です。口の中には,いい菌と悪い菌を含むたくさんの細菌が住みついています。その中で虫歯の一番の原因といわれるのが「ミュータンス菌」です。この細菌が出す酸によって歯が溶かされていくのが虫歯です。食事の後,丁寧に歯磨きすることで,口の中を清潔に保ち,細菌が増えないようにすることが虫歯予防の基本です。食べたら歯を磨く習慣をつけましょう。

6月7日(月)

ジャージャーめん(ソフトめん ジャージャー汁)

牛乳 切干大根のサラダ(和風ドレッシング)

(たまごドーナツ)

 切干大根は,サラダにするとシャキシャキとした食感が楽しめます。鉄分やカルシウム,食物繊維が多いため,成長期の子どもたちにはピッタリです。よくかんでおいしくいただきましょう。

6月8日(火)

ごはん 牛乳 鶏肉の味噌マヨ焼き

大豆の磯煮 だまこ汁

 今日は秋田県の郷土料理「だまこ汁」です。だまこ汁は「だまこもち」が入ります。だまこもちは,ごはんを粒が残るくらいにつぶして,丸めて作ります。秋田県では,お手玉のことを「だまこ」というそうです。いろいろな野菜がたっぷり入って食材のうまみがたくさん出ていました。

6月9日(水)

ハンバーガー

(切れ目入り丸パン ハンバーグトマトソース)

牛乳 花野菜サラダ(コーンクリーミードレッシング)

ABCスープ

 今日は野菜たっぷりメニューです。使われている野菜は13種類!そのうち,たまねぎ,きゅうり,にんじん,キャベツ,ズッキーニ,じゃがいもは常総市で育った新鮮な野菜です。夏野菜をたくさん食べて暑さに負けない元気な体を作りましょう!

6月10日(木)

入梅献立~今年の入梅は6月11日です~

ごはん 牛乳 いわしの梅煮

鶏肉とたけのこの煮物 豚汁 あじさいゼリー

 6月11日は「入梅」です。入梅は,雑節(季節の移り変わりを把握するためのもので,「節分」や「彼岸」などと同じもの)の一つです。

 6~7月の梅雨入り時期にとれるマイワシを「入梅いわし」と言います。この時期のいわしは産卵前で,1年で最も脂がのっておいしいとされています。いわしは「EPA」や「DHA」などの飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。

6月11日(金)

ごはん 発酵乳(いちご味)

油淋鶏(ユーリンチー)(1,2,2,2)

ひじきともやしのナムル(香味塩ドレッシング)

中華コーンスープ

 油淋鶏は,揚げた鶏肉に刻んだねぎやしょうががたっぷり入ったしょうゆ味のタレをかけた料理です。甘酸っぱい味付けでごはんが進みました。

6月14日(月)

カレーライス(麦ごはん バターチキンカレー)

牛乳 チキンナゲット(2)

きゅうりととうもろこしのサラダ

(たまねぎドレッシング)

 今日の給食は,子どもたちの大好きなカレーです。バターをたっぷり使ったカレーは,コクがあっておいしかったです。

6月15日(火)

ミニコッペパン 牛乳 ナポリタン

メルルーサの香草パン粉焼き みかんゼリー和え

 今日は久しぶりのナポリタンです。ピーマンやにんじん,たまねぎなどの常総市産の野菜をたくさん使って作りました。子どもたちは,おいしそうに食べていました。

6月16日(水)

ごはん 牛乳 蒸しぎょうざ(1,2,2,2)

マーボーなす わかめスープ

 なすは,夏から秋に旬を迎える野菜で,つるんとした形が卵に似ていることから,英語では「eggplant」といい,卵のなる植物という意味があります。なすの紫色は,ナスニンという色素で,ブルーベリーの紫色と同じように,目の疲れをいやしたり,血管をきれいにしたりする働きがあります。ナスニンは皮に多く含まれているので,皮も食べるようにしましょう。

6月17日(木)

ごはん 牛乳

ちくわの磯辺揚げ(1,1,2,2)(しょうゆ)

小松菜のごま和え 豆乳味噌汁 チョコプリン

 小松菜のごま和えは,野菜が苦手な児童も「おいしい!」といって食べていました。味噌汁には豆乳が入っていてまろやかでした。野菜がたっぷりでおいしかったです。

6月18日(金)

ごはん 牛乳 豚肉の生姜焼き

ポテトサラダ(マヨネーズ) かみなり汁

 雷汁(かみなりじる)は,水気を切った豆腐をくずしながら油で炒め,味噌やしょうゆで味付けした汁物です。様々な具材を入れて作られます。豆腐を油で炒めるときに,「バリバリ」と雷のような大きな音がすることからこの名が付きました。給食では,豆腐の他ににんじん,ほうれん草,こんにゃく,なす,しめじ,ねぎをごま油で炒めて作りました。

6月21日(月)

肉うどん(ソフトめん 肉うどん汁) 牛乳

かき揚げ キャベツの即席漬け

 じゃがいもは,でんぷんが多く含まれているので,ごはんなどと同じ,体を動かすもとになる食品です。また,じゃがいもを主食として食べている国もあります。

 いも類ですが,果物のようにビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCは火を通すことによって壊れやすい成分ですが,じゃがいもに含まれるビタミンCは,でんぷんに包まれているため,壊れにくいのが特徴です。ビタミンCには,免疫力を高める働きもあります。感染症予防にもしっかりと食べたい食品です。

6月22日(火)

ごはん 牛乳 さばのピリッとジャン

肉じゃが かき玉汁 メロン

 茨城県では,実はたくさんのメロンが作られています。最近ではハウスでの栽培が盛んになり,甘くておいしいたくさんの種類のメロンが作られています。

 今日は八千代町で作られたタカミメロンが登場します。タカミメロンラグビーボールのような形をしています。果肉がしっかりしていて糖度が高く,さっぱりとした甘みが特徴です。6月に旬を迎えるので,今が一番おいしい時期です。みずみずしいメロンをみんなおいしそうに食べていました。

6月23日(水)

米パン 牛乳 ローストチキン

大根サラダ(イタリアンドレッシング)

かぼちゃのシチュー

 かぼちゃは,「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類に分けられます。現在多く出回っていて,みなさんが普段食べているのは,甘みの強い西洋かぼちゃです。

 かぼちゃは夏に一番おいしい時期を迎える緑黄色野菜です。夏の太陽をいっぱいに浴びて実をつけ,ビタミンなどの栄養をたっぷり蓄えます。皮が厚くて長く保存できたことから,昔は冬の貴重なビタミン源でした。

 今月のかぼちゃは,石下農産物直売所のみなさんが作ってくれたものです。今日はシチューにしておいしくいただきました。

6月24日(木)

スタミナ丼(ごはん スタミナ丼の具) 牛乳

厚焼き玉子 なすと油揚げの味噌汁

 なすは,ハウス栽培などで1年中作られていますが,夏から秋に一番おいしいときを迎える,きれいな紫色が特徴の野菜です。

 奈良時代にはすでに日本で栽培されていたといわれていて,栽培の歴史が長いため,各地に長なす,丸なす,白なすや青なすなどの色や形もさまざまな品種が生まれています。

 なすの果肉はスポンジのような構造をしているため,味が染み込みやすく,組み合わせた素材のうまみやだしを吸収してくれます。漬物,炒め物,揚げ物,煮物など,様々な料理でおいしく食べられます。今日は常総市産のなすを味噌汁でおいしくいただきました。

6月25日(金)

ごはん 牛乳 アジフライ(ソース)

切干大根の煮物 呉汁

 大豆よりも大きさの大きい豆,そら豆や金時豆があるのに,なぜ大豆が「大きい豆」と表されるのでしょうか。それは,「大きい豆」というより「大いなる豆」として,昔から「大切」に食べられてきたという意味が込められているからだそうです。

 豆の中でも大切にされた理由は,畑の肉といわれるほどたんぱく質が多いことや,長く保存でき,様々な食品に加工できるからです。みなさんは大豆からできる加工食品をいくつ知っていますか?

 今日の「呉汁」は大豆,豆腐,油揚げ,豆乳,味噌などの大豆製品がたくさん入っています。栄養たっぷり,味わって食べていました。

6月28日(月)

食パン(ヤーコンいちごジャム) 牛乳

メキシコ煮 ふわふわ卵スープ とうもろこし

 ズッキーニは,きゅうりに似ていますが,「ペポかぼちゃ」という種類に分類されるかぼちゃの仲間です。北アメリカ南部やメキシコが原産ですが,イタリアやフランスなどで人気があり,フライや煮込み料理などに使われることが多いです。皮をむかずに食べることができ,生でもおいしく食べられます。

 常総市石下地区ではズッキーニの栽培が盛んです。今月の給食のズッキーニも石下地区でとれたものです。

 また,今日のジャムは常総市産のヤーコンを使ったいちごジャムです。食パンにつけておいしそうに食べていました。

6月29日(火)

ごはん 牛乳 春巻き タイピーエン

杏仁フルーツ和え

 タイピーエンは熊本県の郷土料理で,鶏がらや豚骨などでとったスープに,春雨とゆで卵・豚肉・魚介類・野菜などの具を入れたものです。もともとは,祝いの席などで食べる中国福建省のスープです。

 給食でも豚肉,いか,かまぼこ,うずらの卵,にんじん,たけのこ,キャベツ,ねぎ,きくらげ,春雨など具沢山に作りました。さまざまな具材のうまみがたっぷりでおいしかったです。

6月30日(水)

ごはん 牛乳 豆腐ハンバーグおろしソースかけ

ジャーマンポテト ごま味噌汁 

 ごまは種の部分を食べる食べ物です。一粒は小さいですが,さまざまな栄養が含まれています。特に,骨や歯のもとになるカルシウムや血液のもとになる鉄が豊富に含まれています。また,ごまはそのまま食べるより,つぶしてすりごまにすると栄養が吸収されやすくなります。

 今日の給食もすりごまを使用しました。具沢山でコクがあり,ごまの栄養をたくさん取り入れることができました。